ビッグ・エストップ > 健康サポート > 地域支援事業 介護予防プログラム
評価指標の設定、個人に合わせた 運動指標の策定に役立てます。 ・姿勢測定 ・握力(筋力) ・歩行速度(歩行能力) ・TUG(複合的動作能力) ・開眼片足立ち(バランス能力) |
①バイタルチェック ②ウォーミングアップ ③主運動1 ④主運動2 ⑤クールダウン ⑥バイタルチェック ※運動の習慣化を目指しご家庭で 出来る軽運動も合わせてご紹介。 |
初回時測定データから、 身体・各能力の変化をチェック。 |
姿勢プラスは、余分な緊張を開放し、カラダが本来持っている力“自然治癒力”を引き出しバランスよく姿勢を整えていく運動です。
国際姿勢協会 姿勢プラスに関して詳しくはコチラ
被験者A(腰部脊椎狭窄症)
before | after |
一本杖歩行 上体の前傾傾向も見られ、踵からの接地ができておらず、身体を前方へ押し出す事が上手く行えていない為、身体の左右への動揺もみられる。 | 独歩にて歩行可能となり、円背傾向も改善。身体を前方へ上手く押し出す事ができるようになっており、踵からの接地もできている。こられにより、身体の左右への動揺も軽減し、以前は、近隣の公園を歩行器にて100m程で休憩しながら散歩していたが、1周独歩にて歩けるようになっている。 |
被験者B(右視床出血)
before | after |
独歩も可能であるが、円背傾向が強く、両下肢ともに足の振り上げが少なく、足の引っ掛かりがみられることがあり、転倒傾向がみられる。 | 独歩にて、両下肢ともに足の振り上げが大きくなり、両下肢ともに片脚立位時におけるバランスのとり方も上手くなり、転倒傾向も軽減されている。 |
指導期間 | 週1回×3ヶ月間 |
指導内容 | 上記運動プログラムを通じて、跨ぎ動作、物拾い動作など日常生活動作の改善運動や腰痛・膝痛予防のための姿勢指導および実践。 ゴムひもによる筋力トレーニングはホームエクササイズとしても行っていただいた。 |
対象 | 65歳以上の男女 44名(平均年齢 71.2歳) 男性25名 平均身長=164.0㎝ 平均BMI=23.7 女性19名 平均身長=148.7㎝ 平均BMI=24.5 |
体力測定 | 参加者については、すべての測定項目において、下記のような改善があり、統計的にも有意性が確認された。 【改善度平均値】 握力 1.33㎏アップ 片足開眼立ち 6.09秒アップ TUG 1.78秒短縮 5m歩行 0.23秒短縮(0.5km/時の増加) |
姿勢測定 | 股関節周りおよび下肢を中心とした筋・関節コンディション改善により、眉間・喉元・へそ上前腸骨棘・膝・上後腸骨棘・耳穴・上腕骨大結節など中心方向へ移動している。 筋力増加と合わせて、これらも日常生活動作の改善や疾痛改善に寄与している。 |
参加者に対する満足度調査では、「参加されてどうでしたか?」の問いに対し
89%の方が「とても良かった」と評価し、良かった理由として
62%の方が「元気になった」と心身の状態が好転したとし、
96%の方が「また参加したい」と運動習慣の定着を示している。
また、93%の方が体調変化を感じておられ、内容として
「腰痛改善15%」「膝痛改善15%」「動作が楽41%」と総合的には、
70%以上の方が運動機能の改善を体感された事を示す結果が得られた。